2026年1月14日
取り留めなく気の向くままに書くので、唐突に始まります。
勢いで書いているので、ネタバレがあるかもしれません。すみません。
少しでもネタバレがあるのが嫌な人は、本記事を読まないことをおすすめします。
真面目すぎない将棋のマンガで、キャラクターの背景も描かれている「ハチワンダイバー」がおもしろいです。
将棋のマンガと聞くと難しそうなイメージですが、将棋の専門用語など難しい表現は少なく、入りやすく読みやすい内容だと思います。
万人への感想★★★
個人的な感想★★★★
プロ棋士を目指していた主人公の菅田健太郎(すがた けんたろう)が挫折し、賭け将棋をして日銭を稼いでいたところから始まります。
プロを目指していただけあって将棋は強く負け知らずだったため、次第に賭け将棋にのってくれる相手がいなくなりました。
そんな時にとても強い女性の真剣師のことを教えられ、勝負を挑むのですが完敗。
その真剣師は中静そよと言う女性なのですが、その女性に導かれるように色んな真剣師と賭け将棋をしていく話です。
紆余曲折あって、最終的にはとても壮大な対局をしてくストーリーです。
将棋のマンガなのですが、内容的にはバトルっぽい要素もあるとかいうかガツガツした内容もあります。
普通に流血沙汰になる話も多く、もはやバトルマンガと言っても過言ではないかもしれません。
落ち着いた頭脳戦のみではなく動きのある展開も多いので、静かな話運びが苦手な人も読みやすいと思います。
ちなみに、菅田くんの師匠である鈴木さんは実際にいるプロ棋士、鈴木大介九段(2026年1月)がモデルです。
八ワンダイバーの将棋監修もされていて、他にも多方面で活躍されています。
やっぱりそよちゃんが好きです。
将棋が強いのがかっこいいし何よりかわいいです。
最初にメイド姿で登場した時は驚きましたがかわいくて色気のある姿に注目しました。
なので、最終戦でボロボロになったときは読んでいて苦しかったです。
あと、二こ神さんも好きです。
登場した時はなんだこの小汚いおじさんは…と思いますが、ストーリーが進むと人間性に惹かれていきます。
マムシとのやりとりは読んでいてほっこり(?)したり、最初とかなり印象が変わったキャラクターでした。
それだけに最後は「うわーーー!」って思いますが、これはこれで幸せな終わり方なのかも、と思います。
でも、最後まで登場して欲しかったです。
終盤戦の話になるのですが、やっぱり師匠である鈴木さんとの対戦の話が好きです。
師匠が余裕そうで強いのがかっこよくて、それに食らいついていく菅田くんが読み応えあります。
最終的には菅田くんが勝つのですが、その後の二人のやりとりもすごく好き。
扇子を渡すシーンは笑える要素もあり、もはやここだけでハッピーエンドが完成してると思いました。
ちなみにハチワンダイバーはかなり長いストーリーになるので、他にもおもしろいお気に入りの話はたくさんあります。
もちろんストーリー的にはずっと連なっているので、この話!と区切るのが難しいマンガです。
将棋の専門用語はでてくるのですが、解説があったり分かりやすい表現だったので、将棋に詳しくなくてもなんとなく理解できましたし、逆に「へ~、将棋ってそうなんだ!」と知識を得られたのでおもしろかったです。
主人公の菅田くんにイライラさせられながらも、その精神的な面や将棋が鍛えられていく過程はだんだん応援したくなりました。
菅田くんの将棋が上達していき、思考するときの表現なんかはかっこよく、以前に紹介したブルーロックの主人公に通ずるものがあります。
ボス戦みたいな最後の対局、戦い方がもはや将棋の範疇を超えてて個人的には色々な意味でおもしろいです。
最後のシーンは結構、胸が熱くなる部分もあります。
途中で読むのを挫折しそうな人も、できれば最後まで読んでほしいと思っています。
完結済みのマンガなので、ぜひ一気読みしてほしいです。
青年向けマンガの中でも、どちらかというと柔かい線の絵柄だと思います。
ゴリゴリした感じが無いため、絵柄だけなら青年向けの絵柄が苦手な人でも読みやすいかもしれません。
ですが将棋の勝負の時はバトルマンガみたいな勢いとガツッとした絵柄で描かれていて、将棋マンガなのにとても迫力があります。
絵柄的には個性的な絵柄だと思うので、見たら柴田先生の絵だな、と分かる個性があります。
個人的には特に髪の毛と手(指)がふわっとした感じの絵だと思っていて、読んでいて触りたくなる絵です。
個人的にはおもしろいマンガなので万人への感想を★4つにしたいところですが、男性向けのマンガではあるのでちょっと大人向けな描写があったりします。
人によってはそういう描写が苦手な人もいると思うので、その点を踏まえて万人への感想は★3つになりました。
個人的な感想はしっかり★4つです。
話のタンポが良くてスラーっと読めるのはもちろん、キャラクターも個性的で分かりやすく魅力的なのが好きなポイントです。
漫画家の文字山ジローとか良いキャラしてると思います。
「ハチワンダイバー」は将棋好きな人、群像劇的な話内容が好きな人、将棋は好きじゃないけど盛り上がる内容が好きな人に、しっかりおすすめできるマンガです!