2025年5月29日
取り留めなく気の向くままに書くので、唐突に始まります。
勢いで書いているので、ネタバレがあるかもしれません。すみません。
少しでもネタバレがあるのが嫌な人は、本記事を読まないことをおすすめします。
グロテスクな表現ながら謎の爽快感を感じさせる「ブルータル 殺人警察官の告白」がおもしろいです。
野放しになっている悪人へ凄惨な断罪を行うストーリーで、悪人に裁きを与えたい!と思う人はハマるマンガだと思います。
万人への感想★★★
個人的な感想★★★★
大まかなあらすじは前記した通りで、時間軸は本編であるトレースの12年前くらい。
内容的には、現実ではほぼあり得ない仕打ちを悪人が受けます。
仕打ちと言うか、端的に言えば殺害されています。
このマンガは「トレース 科捜研法医研究員の追想」のスピンオフマンガなので、元のマンガを知っているとより一層楽しめる内容です。
ですが、元のマンガを知らなくても十分楽しめます。
私は「ブルータル 殺人警察官の告白」を先に読んでスピンオフマンガだと知り、あとに「トレース 科捜研法医研究員の追想」を読みました。
主人公の壇浩輝はめちゃくちゃ出来の良い男ですが、世に言うシリアルキラー。
シリアルキラーらしいかなりグロテスクな内容で悪人を惨殺していきます。
元のマンガを知らなくても楽しめると言ったのは、単純な見方をするなら壇さんが悪人をテンポよく爽快に惨殺していくからです。
基本的には一話完結型なので、読みやすい形式だと思います。
ひどい事をした悪人がのさばっているのが我慢できないタイプの人にとって、ある意味スッキリする内容ではあるので、そういうのが好きな人は読んでいておもしろいと思います。
ただ、壇さんのやり方は非常にグロテスク、そして悪人がいるということはひどい目にあった一般人がいるということです。
そもそもひどい目に合う人を見るのが苦手な人は、読んでいて苦しくなるかもしれません。
好きなのは、やっぱり主人公の壇さん!
美形で頭もよく、とてもスムーズに計画を進めていくところは普通にかっこいいし憧れます。
あと、回を追うごとに登場シーンがもはやギャグみたいになっていて、可愛らしい一面もあります。
ある意味、頭のネジが飛んでいると言えるかもしれません。ですが、マンガならそんな一面も魅力的です。
全体的な流れとして、どの話も好きかもしれません。
というのも、基本的には一話完結なのでどの話もすっきりして好きです。
好きな話とは違うのですが、壇さんの登場仕方がおもしろくて楽しみにしていました。
毎回、どこから出てくるんだ?どこにいるんだ?というのが読んでいて楽しくて、そういう意味で少しコミカルな要素も入っているので、そのおかげでグロテスクな表現が多くても息抜きしながら読めました。
何度も書いていますが、悪い奴が苦しんで死ぬのが大まかな内容になるマンガですが、やっぱりあくまでフィクションだからすっきりするしおもしろい、という感想です。
現実世界でもこうなればいいのに、と思う時もあるかもしれませんが、リアルで壇さんみたいな人がいたら、ただただ恐怖だと思うので。
そこを踏まえて読むと、悪人への制裁の方法はバラエティに富んでいて「なるほど!そういうやり方があるのか!」と謎の知識が豊富になっていきます。
絵柄に関しては、とにかく美しい!というのが率直な感想です。
ただ、絵がとてもきれいなだけに残虐なシーンもめちゃくちゃ迫力があります。
そんな理由で、リアルさがある残虐描写が苦手な人には、あまりおすすめできない絵柄だとも言えます。
上記を踏まえて、とにかく壇さんがかっこいいです。
余裕たっぷりの描写や色々やっている最中の楽しそうな雰囲気がとても伝わってきて、ただきれいな絵柄だけでなく雰囲気まで伝わってくる表現力がある絵だと思います。
万人への感想が★3なのは、グロテスクな内容と描写、罪のない人がひどい目に合うシーンが苦手な人にはおすすめできないためです。
ですが、理不尽な目にあった被害者たちの目線に立って読むと、無念が晴らされたような感覚になるので、ある意味ですっきりしたい人は楽しんで読めると思うため★3つにしました。
個人的には残虐な表現が許容範囲で面白く読めたので、★4にしました。
「ブルータル 殺人警察官の告白」は、思いっきり悪人がひどい目に合うのを見てスッキリしたい、グロテスクな描写も大丈夫な人にしっかりおすすめできるマンガです!